江戸時代初期~前期の九州高取の内ヶ磯窯(1614ー30頃)に作られた水指です。比較的短期間に閉窯した内ヶ磯窯は朝鮮陶工を擁した高取藩主黒田忠政肝煎りの窯で、有力博多商人の神屋宗湛らや茶人を介して上方や幕府の献上品として流通されました。
この作品は釜を模した変わり種の水指で、釉調を見るに昔は朝鮮唐津として扱われていたものですね。蓋も唐木にてなかなか洒落ています。側面に目立たない直しと内部に滲み防止の漆止めがされていますが内部なので気にならないです。漏れ等はございません。幅約19.5㎝、蓋除いた高さ約13、2㎝。資料的にも面白い水指ですのでよろしくお願いします。
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