ぼろぼろの状態でやってきたシノダのサクラビスク君。できる限りのお手入れをして、たくさんのお着替えも揃えました。
どなたか可愛がって頂けますか?
大正から昭和初期あたりがお誕生年の坊やちゃん。薄墨色の書き毛は、頂点がまるで菊の花びらのように描かれていて、ちょっと見とれてしまいます。
なめらかな白いお肌に弓形の眉、左右対称のアーモンド型のおめめがぱっちり開いています。おちょぼ唇の形もきれいで、目の周りから頬にかけて薄紅がぼかしてあります。
さすがシノダだけあって、質の高さと可愛らしさはピカイチです。
私が修復しましたのは
1.オニキスの目を入れ、後から石塑粘土で固定しました。オニキス独特の艶が瞳のように輝きます。ただ、オニキス玉と目の切りとのカーブが異なるため、縁に隙間があります。
2.ゴムが劣化していましたので、新しい護謨で引き直しました。手足が動かせます。
3.昭和初期の布で上着を作り、貝ボタンをとめました。後ろ側がホック止になっていて着脱可能です。
ズボンはビンテージの縮緬。上着も共布で縁取りしました。
4.帽子とソックスとマフラーを手編みでこしらえました。帽子のトップには貝パールをつけています。ちいさなお花も添えますので、帽子にさしてお楽しみください。
5.エプロンはアンティークの薄手木綿でこしらえました。2カ所にレースを配しています。
男の子に木綿のエプロンを着せるのが大正初期に流行ったので、そんな雰囲気になったかな。
お人形さんは中性なので、ウイッグをかぶせると女の子にもなります。手持ちのものをかぶせた写真をアップしてみました。
ウイッグは他の子のものなのでお付けできませんが、ネットなどでもっとちゃんとしたものが手に入るかと思いますので、こんなお楽しみもぜひ。
お顔はきれいになりましたが、手足のごふんは水拭きするとはげる可能性があるので、簡単な汚れ落とし程度にとどめてあります。
汚れがあります。特に足のごふんの劣化が目立ちますので、写真でご確認くださいませ。
手足が隠れるよう服やソックスで工夫してみました。
時代を経たお人形ならではの味わいを好む方のもとにお届けできれば幸いです。
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